左官仕上げとは?職人の手仕事でつくる、世界にひとつの外壁
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「外壁をおしゃれにしたいけれど、サイディングとはちょっと違う雰囲気にしたい」
「シンプルだけど、どこか味のある外壁にしたい」
そんな方に知っていただきたいのが、左官仕上げです。
前回の記事では、昔から日本の住宅で使われてきた「モルタル外壁」についてご紹介しました。
モルタル外壁は、表面の仕上げ方によって見た目の印象が大きく変わります。
その中でも、コテなどを使って職人が手作業で仕上げるのが「左官仕上げ」です。
今回は、そんな左官仕上げの特徴や魅力について詳しくご紹介します。
左官仕上げとは?
左官仕上げとは、コテなどの道具を使って、壁の表面に材料を塗り、仕上げていく方法です。
職人が材料を塗りながら、コテの動かし方や力加減によってさまざまな模様や質感をつくります。
同じ材料を使っていても、仕上げ方によって見た目の印象が変わるのが大きな特徴です。
機械的に同じ模様をつくるのではなく、職人の手仕事によって生まれる独特の表情を楽しめるのが左官仕上げの魅力です。

左官仕上げは「職人の技」が見える外壁
左官仕上げの面白いところは、コテの動かし方ひとつで壁の表情が変わることです。
例えば、
- コテの跡をあえて残す
- ランダムな模様をつける
- なめらかに仕上げる
- 凹凸をつけて立体感を出す
など、さまざまな仕上げ方があります。
そのため、完成した外壁には機械でつくったものとは違う、自然なムラや陰影が生まれます。
光が当たったときにも表情が変わるため、シンプルなのに、どこか味わいのある外観に仕上げることができます。
左官仕上げの魅力①|世界にひとつだけの表情
左官仕上げは、職人が手作業で仕上げるため、まったく同じ表情をつくるのは簡単ではありません。
コテの動きや力加減などによって、微妙に違った模様が生まれます。
だからこそ、「我が家だけの外壁」を楽しめるのが魅力です。
既製品の外壁材では出しにくい、手仕事ならではの温かみを感じられます。

左官仕上げの魅力②|シンプルな外観にもよく合う
「左官仕上げ」と聞くと、和風の昔ながらの住宅をイメージする方もいるかもしれません。
しかし、最近ではシンプル・モダンな住宅にも左官仕上げが取り入れられています。
余計な装飾を減らして、外壁の質感そのものを楽しむデザインにもぴったりです。
白やグレー、ベージュなどの落ち着いた色と組み合わせれば、すっきりとした現代的な住宅にも仕上げられます。
「派手ではないけれど、なんとなくおしゃれ」
そんな外観をつくりたい方にもおすすめです。
左官仕上げの魅力③|光によって表情が変わる
左官仕上げは、表面に凹凸や模様があることで、光の当たり方によって見え方が変わります。
昼間は明るくすっきり見えていた外壁も、夕方になると凹凸によって陰影が生まれ、少し違った雰囲気になることがあります。
同じ色の外壁でも、表面の仕上げ方によって印象が変わる。
これも、左官仕上げならではの魅力です。
左官仕上げにはどんな模様がある?
左官仕上げには、さまざまな模様があります。
コテの跡を残した仕上げ
コテを動かした跡をあえて残すことで、手仕事らしい自然な模様をつくります。
ランダムな動きが加わることで、単調にならず、味わいのある外壁になります。
なめらかな仕上げ
凹凸を少なくして、比較的なめらかに仕上げることもできます。
シンプルな住宅や、すっきりとしたデザインが好きな方にも合わせやすい仕上げです。
凹凸を活かした仕上げ
あえて凹凸をつけることで、立体感のある外壁にすることもできます。
光と影が生まれることで、外壁に奥行きを感じられるようになります。

左官仕上げのメリット
ここまでご紹介したように、左官仕上げにはさまざまな魅力があります。
自分好みのデザインにしやすい
色だけではなく、模様や質感までこだわることができます。
「この模様にしたい」「もう少し凹凸を出したい」など、好みに合わせた外壁を目指せるのが特徴です。
手仕事ならではの温かみがある
均一に整った外壁とは違い、職人の手仕事による自然な表情があります。
そのため、無機質になりすぎず、温かみのある住宅に仕上げることができます。
他の家と違う外観にできる
サイディングにはさまざまなデザインがありますが、左官仕上げなら仕上げ方によって独自の表情をつくることができます。
「せっかく家を建てるなら、他の家とは少し違う外観にしたい」
そんな方にもぴったりです。
左官仕上げにもメンテナンスは必要?
左官仕上げも、外壁として長く使用するためには定期的なメンテナンスが大切です。
外壁は常に雨や紫外線、風などにさらされています。
年月が経つと、表面の塗膜が劣化したり、ひび割れが発生したりすることがあります。
特にモルタル下地の場合は、ひび割れがないか、塗膜が劣化していないかなどを定期的に確認しましょう。
「少しひびが入っているけど、まだ大丈夫かな?」
と思っているうちに劣化が進んでしまうこともあります。
気になる症状があれば、早めに専門業者へ相談することがおすすめです。

左官仕上げとサイディング、どっちがいい?
外壁を選ぶとき、
「左官仕上げとサイディング、どっちがいいの?」
と迷う方もいると思います。
どちらが優れているというより、どんな家にしたいかによって選ぶことが大切です。
「既製品にはない、手仕事の質感を楽しみたい」
「外壁の模様や質感までこだわりたい」
「他の家とは少し違う外観にしたい」
という方には、左官仕上げが向いているかもしれません。
一方で、豊富な柄やデザインの中から選びたい場合は、サイディングも選択肢になります。
外壁は家の印象を大きく左右する部分だからこそ、デザインだけでなく、メンテナンス性や費用なども含めて選ぶことが大切です。
まとめ|左官仕上げで「我が家だけ」の外壁に
左官仕上げは、職人の手仕事によって、外壁にさまざまな表情をつくれる仕上げ方法です。
コテの動かし方や力加減によって模様や質感が変わるため、既製品にはない自然な風合いを楽しむことができます。
- 職人の手仕事ならではの質感
- 世界にひとつだけのような表情
- シンプル・モダンな住宅にも合わせやすい
- 光や時間帯によって外壁の表情が変わる
- 模様や凹凸など、仕上げ方にこだわれる
「外壁はただ色を塗るだけではなく、質感や模様にもこだわりたい」
そんな方には、左官仕上げはぴったりの選択肢かもしれません。
そして、左官仕上げのような「塗り壁」の魅力をさらに広げてくれるのが、仕上げに使う材料の種類です。
実は、塗り壁の仕上げ材にもさまざまな種類があり、色や模様、質感によって外壁の印象を大きく変えることができます。
「どんな材料を使うと、あんなおしゃれな外壁になるの?」
そんな疑問を持った方もいるのではないでしょうか?
次回は、塗り壁の仕上げ材として住宅の外壁などに使われている、「ジョリパット」について詳しくご紹介します!
次回予告
「ジョリパット」という名前を聞いたことはありますか?
ジョリパットは、住宅の外壁などに使われる塗り壁仕上げ用の仕上げ材です。
カラーや模様の種類が豊富で、コテやローラーなどを使ってさまざまな表情に仕上げられるため、自分好みのデザインをつくりやすいのが特徴です。
「今の外壁はボコボコしているけど、もっとシンプルでスッキリした見た目にしたい!」
そんな方にも知っていただきたいジョリパット。
次回は、ジョリパットとは一体どんな材料なのか?どんなデザインにできるのか?を詳しくご紹介します。
ぜひ次回もチェックしてくださいね!
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