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ALC外壁とは?厚みのある軽量コンクリート外壁の特徴

2026.09.15 (Tue) 更新

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外壁材と聞くと、サイディングを思い浮かべる方が多いかもしれません。

これまでの記事では、窯業系・金属系・木質系・樹脂系など、さまざまなサイディングをご紹介してきました。

今回ご紹介するのは、サイディングとは少し違った外壁材、「ALC外壁」です。

「ALCって聞いたことはあるけど、どんな外壁?」

「コンクリートなのに“軽量”ってどういうこと?」

そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

今回は、厚みがあるのに軽量なALC外壁の特徴や、メリット・デメリットについて、分かりやすくご紹介します!


ALC外壁ってどんな外壁?

ALCとは、「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の頭文字を取ったもの。

日本語では、「軽量気泡コンクリート」と呼ばれています。

名前の通り、コンクリートの中に細かな気泡をたくさん含ませているのが大きな特徴です。

一般的なコンクリートと比べて軽量でありながら、コンクリートならではの強さも持っています。

そしてALC外壁の特徴のひとつが、外壁材に厚みがあること

薄いサイディングとは違い、厚みのあるパネルを使用することで、重厚感のある外観に仕上げることもできます。


どうしてコンクリートなのに軽いの?

「コンクリート=重い」というイメージがありますよね。

ALCが軽量なのは、内部に無数の細かな気泡が入っているからです。

イメージとしては、普通のコンクリートに小さな空気の部屋がたくさん入っているようなもの。

この気泡によって、コンクリートでありながら重量を軽くすることができます。

そのため、「厚みがある=ものすごく重い」というわけではないのがALCの面白いところです。


ALC外壁のメリット

厚みがあるから重厚感がある

ALC外壁の魅力のひとつが、厚みのある外壁ならではの存在感です。

外壁に厚みがあることで、サイディングとはまた違った、しっかりとした印象の住宅に仕上げることができます。

シンプルなデザインでも、外壁そのものに立体感が生まれやすいのも特徴です。


断熱性に優れている

ALCの内部にはたくさんの気泡があります。

この気泡が熱を伝えにくくするため、ALCは断熱性にも優れた外壁材として知られています。

夏の暑さや冬の寒さが気になる住宅では、外壁の断熱性能も大切なポイント。

ただし、住宅の断熱性能は外壁材だけで決まるものではありません。

断熱材や窓、屋根など、家全体の断熱設計によって大きく変わります。


火に強い

ALCはコンクリートを主原料とする無機質の外壁材です。

そのため、耐火性に優れていることも大きな特徴です。

住宅はもちろん、さまざまな建築物で使用されているのも、こうした性能が理由のひとつです。

「もしもの火災に備えて、外壁にもこだわりたい」

という方にとって、注目したいポイントですね。


耐久性にも期待できる

ALCは、適切に施工・メンテナンスを行うことで、長く使うことができる外壁材です。

また、厚みがあることで、薄い外壁材とは違った安心感を感じられる方もいるでしょう。

ただし、ALCだからメンテナンスがいらないというわけではありません。

ここはALC外壁を検討するときに、ぜひ知っておきたいポイントです。


ALC外壁のデメリットは?

メリットが多いALCですが、もちろん注意点もあります。

水を吸いやすい

ALCには細かな気泡がたくさんあるため、水を吸収しやすい性質があります。

そのため、ALC外壁では表面の塗装や防水処理が重要になります。

塗膜が劣化したまま放置すると、雨水がALC内部に入り込み、外壁そのものの劣化につながる可能性があります。

「ALCだから塗装しなくても大丈夫!」

というわけではないので、定期的な点検やメンテナンスが大切です。


目地やシーリングのメンテナンスも必要

ALCパネルを使用する場合、パネル同士のつなぎ目にはシーリング材が使われます。

このシーリングも、年月が経つとひび割れや劣化が起こることがあります。

そのため、ALC外壁では、

外壁表面の塗装だけでなく、目地やシーリングの状態もチェックすることが大切です。


傷やひび割れには注意

ALCは耐久性のある外壁材ですが、地震や建物の動きなどによって、ひび割れが発生することがあります。

小さなひび割れでも、場所や状態によっては雨水の侵入につながる可能性があります。

「これくらいなら大丈夫かな?」

と自己判断せず、気になる症状があれば専門業者に見てもらうと安心です。


ALC外壁はこんな人におすすめ!

ALC外壁は、こんな方に向いている外壁材です。

  • 厚みのある外壁で重厚感を出したい
  • 断熱性を重視したい
  • 火に強い外壁材を選びたい
  • 長く住む家だから外壁材にもこだわりたい
  • サイディングとは違った外観にしたい

一方で、「メンテナンスをできるだけしたくない」という方は注意が必要です。

ALCは性能の高い外壁材ですが、塗装やシーリングなどのメンテナンスを適切に行うことが、長く良い状態を保つためのポイントになります。


ALC外壁は「塗装」がとても大切!

ALC外壁を長持ちさせるためには、表面の塗装が重要な役割を果たします。

ALC自体は水を吸いやすい性質があるため、塗膜によって雨水などから外壁を守る必要があります。

そのため、

「ALCだから丈夫!」

と安心しきるのではなく、

「ALCだからこそ、適切な塗装メンテナンスが大切」

と覚えておきましょう。

外壁塗装の際には、ALCの状態を確認し、ひび割れやシーリングの劣化なども一緒にチェックすることがおすすめです。


まとめ

今回は、厚みのある軽量コンクリート外壁「ALC」についてご紹介しました。

ALCは、

「厚みがある」

「軽量」

「断熱性に優れる」

「耐火性に優れる」

「重厚感のある外観にできる」

など、さまざまな特徴を持つ外壁材です。

一方で、水を吸いやすいという性質があるため、塗装やシーリングなどの定期的なメンテナンスが重要です。

外壁材は、見た目だけでなく、それぞれの素材が持つ特徴を知ったうえで選ぶことが大切。

「自分の家の外壁は何でできているんだろう?」

と気になった方は、一度ご自宅の外壁をチェックしてみてくださいね😊

次回は……

これまで、サイディングやALCなど、さまざまな外壁材についてご紹介してきました。

次回は、住宅の外観に高級感を与えてくれる「タイル外壁」についてご紹介します!

「タイル外壁って、普通の外壁と何が違うの?」

「高級そうだけど、やっぱり費用も高い?」

「タイルなら塗装は必要ないの?」

そんな疑問にお答えしながら、タイル外壁の魅力や耐久性、メンテナンスについて分かりやすくご紹介します。

次回「タイル外壁とは?高級感と耐久性が魅力の外壁材」もお楽しみに!


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