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樹脂系サイディングとは?日本ではちょっと珍しい外壁材

2026.09.14 (Mon) 更新

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外壁材には、窯業系サイディングや金属系サイディングなど、さまざまな種類があります。

これまでの記事でも、いろいろな外壁材をご紹介してきましたが、今回取り上げるのは「樹脂系サイディング」です。

「樹脂でできた外壁って、どんなもの?」

「日本ではあまり見たことがないかも?」

そう思われる方も多いかもしれません。

実は樹脂系サイディングは、アメリカやカナダなどでは比較的ポピュラーな外壁材。一方、日本では窯業系サイディングなどに比べると、まだまだ珍しい存在です。

今回は、そんな樹脂系サイディングの特徴やメリット・デメリットについて、分かりやすくご紹介します!


樹脂系サイディングってどんな外壁材?

樹脂系サイディングとは、塩化ビニル樹脂(PVC)を主な材料としてつくられた外壁材です。

窯業系サイディングがセメントなどを主原料としているのに対し、樹脂系サイディングは名前の通り「樹脂」を使っているのが大きな特徴です。

見た目は板状のサイディングで、木目調やカラーなどさまざまなデザインがあります。

そして、樹脂系サイディングならではの特徴が、非常に軽いこと

建物への負担が少ないため、外壁リフォームで使用されるケースもあります。


樹脂系サイディングのメリット

とにかく軽い!

樹脂系サイディングの大きなメリットのひとつが、軽量であることです。

外壁材が軽いことで、建物にかかる負担を抑えやすくなります。

特に外壁リフォームでは、既存の外壁の上から新しい外壁材を施工する「重ね張り」を行うことがあります。

その場合も、軽量な樹脂系サイディングは選択肢のひとつになります。


水分を吸収しにくい

樹脂系サイディングは、素材自体が水を吸収しにくいという特徴があります。

そのため、外壁材そのものが水分を含んで劣化することが起こりにくいのもポイント。

雨の多い日本では、外壁にとって水分との付き合い方はとても重要です。

ただし、外壁材そのものが水に強くても、目地や取り合い部分などから雨水が入り込む可能性はあるため、施工状態やメンテナンスも大切です。


塗装が基本的に必要ないのも特徴

一般的なサイディングでは、年月が経つと表面の塗膜が劣化してくるため、定期的な塗装メンテナンスが必要になります。

一方、樹脂系サイディングは素材そのものに色がついているタイプが多く、基本的に塗装を前提としていません。

そのため、

「できるだけ塗装の回数を減らしたい」

「外壁のメンテナンスにかかる手間を抑えたい」

という方には魅力的な外壁材といえます。

ただし、汚れや色あせが全く起こらないわけではありません。

また、製品によって特徴が異なるため、採用する際にはメーカーや製品ごとのメンテナンス方法を確認することが大切です。


サビにくく、腐りにくい

樹脂系サイディングは金属ではないため、サビが発生しにくいというメリットがあります。

また、木材のように腐食する心配もありません。

海の近くなど、塩害が気になる地域では、こうした「サビにくさ」も外壁材を選ぶうえでのポイントになります。

もちろん、どんな外壁材でも汚れや劣化が起こる可能性はあるので、定期的に外壁の状態をチェックすることは大切です。


樹脂系サイディングにもデメリットがある?

ここまで見ると、

「じゃあ樹脂系サイディングってすごく良い外壁じゃない?」

と思うかもしれません。

ですが、もちろん注意したいポイントもあります。

日本では選べる種類が少なめ

樹脂系サイディングは、日本ではまだまだ普及率が低い外壁材です。

そのため、窯業系サイディングなどと比べると、

「選べるメーカーやデザインが少ない」

という点はデメリットになることがあります。

「外壁のデザインにとことんこだわりたい!」

という方は、選択肢を比較してから決めるのがおすすめです。


熱による伸縮に注意

樹脂系サイディングは、温度変化によって伸びたり縮んだりしやすい素材です。

特に夏場など、外壁が強い日差しを受けることで温度が上がると、素材が伸縮することがあります。

そのため、樹脂系サイディングの特性を理解した施工が重要です。

施工方法によっては、外壁材の動きを妨げないようにする工夫が必要になります。


日本ではまだ「珍しい外壁材」

樹脂系サイディングは、海外では比較的よく使われている一方、日本ではまだ珍しい外壁材です。

そのため、

「周りと同じ外壁にはしたくない」

「ちょっと珍しい外壁材を選びたい」

という方には、面白い選択肢かもしれません。

ただし、採用できる業者や製品の選択肢なども含めて、事前にしっかり確認しておくことが大切です。


樹脂系サイディングはどんな人におすすめ?

樹脂系サイディングは、こんな方に向いています。

  • 軽量な外壁材を選びたい
  • 外壁の塗装メンテナンスをできるだけ減らしたい
  • サビや腐食が気になる
  • 他の家とは少し違う外壁にしたい
  • 海の近くなどで外壁材のサビが気になる
  • 海外住宅のような雰囲気が好き

外壁材は「見た目」だけでなく、重さ・耐久性・メンテナンス性・費用・地域の環境など、いろいろな角度から選ぶことが大切です。


まとめ

今回は、日本ではちょっと珍しい「樹脂系サイディング」についてご紹介しました。

樹脂系サイディングは、

「軽い」

「水を吸収しにくい」

「サビにくい」

「塗装メンテナンスを基本的に必要としない」

など、ほかの外壁材とは違った特徴を持っています。

一方で、日本ではまだ普及が進んでおらず、選択肢が少ないことや、温度による伸縮など、素材ならではの注意点もあります。

外壁材には、それぞれにメリット・デメリットがあります。

「どの外壁が一番良い?」ではなく、自分の家に合った外壁材はどれなのか?という視点で選ぶことが大切ですね😊


次回は「ALC外壁」について!

ここまで、窯業系・金属系・木質系・樹脂系と、さまざまなサイディングをご紹介してきました。

次回は少し種類が変わって、「ALC外壁」についてご紹介します!

ALCとは、厚みがあるのに軽量な「軽量気泡コンクリート」のこと。

「コンクリートなのに軽いってどういうこと?」

「普通の外壁と何が違うの?」

そんな疑問にお答えしながら、ALC外壁の特徴やメリット・デメリットを分かりやすくご紹介します。

次回「ALC外壁とは?厚みのある軽量コンクリート外壁の特徴」もお楽しみに!


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