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【外壁塗装】ALCって何?

塗装の豆知識 2021.07.10 (Sat) 更新

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今日は「ALC」という外壁材についてお話をしていこうと思います。

1.「ALC」とは?

ALCとは、軽量気泡コンクリートのことで、Autoclaved light-weight concreteの略です。

これを板状にしたものを「ALCパネル」と呼び、建物の内外壁、床、屋根などに使用されます。日本では1962年から生産され始めました。

ALCパネルの内部には、鉄筋マットやスチール金網を組み込んでおり、これによって強度を持たせています。内部に鉄筋で補強しているのは日本独自の製法になります。

ALCパネルは気泡があるため、軽量になり、パネルの中に空気層ができます。

空気層があることにより断熱性・遮音性が高く火にも強いという特徴を持っています

ただ、総合的な機能性を備える分、サイディングやモルタルなどの外壁材と比べると価格が高くなります。

 

2.「ALC」の注意点

ALCパネルは吸水性が高い外壁材なので、外壁をALCパネルにする場合は、凍害や水による劣化を防ぐために防水処理が必要となります。

また、防水処理として塗装等のメンテナンスを10年を目安に行う必要があり、メンテナンス費はある程度高額になってきます。

寒冷地で外壁に使う場合、雨・雪・結露・水蒸気の水分などが入り込むことで凍害を起こす可能性が高まります

 

 

 

ALCパネルは中高層建物、高層マンション、一般の住宅など幅広い用途に使われています。
工場で仕上げを施したパネル製品であるため、現場では取り付けるだけで工事が可能です。

そのため、外壁工事の施工時間を短縮することができるのです。

外壁を軽量化し建物への負担を減らしたい、外壁を長持ちさせたいとお考えの方は「ALCパネル」を検討してみてはいかがでしょうか😊
最後までご覧頂きありがとうございました🐶

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